Raspberry Pi3にsambaをインストールしてさくっとファイルサーバーとして利用する

Raspberry Pi3をどんどん活用していきたいと思います。
今回はsambaのインストールとクライアント端末からの接続です。
自宅内ネットワークだけで利用する前提ですので、
フルアクセス且つゲストユーザーを許可しています。
さくっといきます。

sambaのインストール

sudo apt-get install samba

共有ディレクトリの作成

cd ~
mkdir samba

設定ファイルの編集

# 設定ファイルを編集する
sudo vi /etc/samba/smb.conf

# 下記の記述を最後尾に記述する。
[pi]
    comment = Raspberry Pi
    path = /home/pi/samba
    guest ok = yes
    read only = no
    public = yes
    browsable = yes
    force user = pi

再起動

sudo service smbd restart
sudo service nmbd restart

Macから接続してみる

下記バージョンで動作確認しています。

Mac OS Version High Sierra
  1. Finderで「移動」→「サーバへ接続」を選択
  2. アドレスに「smb://プライベートIPアドレス」を入力して接続
  3. ユーザの種類はゲストを選択
  4. ネットワークドライブとしてマウントされる

接続できました!

Windowsから接続してみる

下記バージョンで動作確認しています。

Windows OS Version Windows 10
  1. エクスプローラーのアドレスバーで「¥¥プライベートIPアドレス」を入力
  2. samba上のディレクトリが参照できるため、ネットワークドライブに割り当てる

接続できました!!

Androidから接続してみる

下記バージョンで動作確認しています。

Android Version 8.0.0

ESファイルエクスプローラーを使います。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.estrongs.android.pop&hl=japlay.google.com

  1. 左上のメニューボタンから「ネットワーク」→「LAN」を選択
  2. 「スキャン」を実行すると「RASPBERRYPI」のディレクトリが見つかる

接続できました!!!

iOSから接続してみる

下記バージョンで動作確認しています。

iOS Version 12.0

GoodReaderを使いました。
www.goodreader.com

  1. 右上のメニューから「Connect」→Connect to Servers「Add」を選択
  2. 「SMB Server」を選択して、必要な情報を入力
  3. 接続後にフォルダにアクセスしてみる

iOSをしばらく使ってなかったので操作に戸惑いましたが、接続できました!!!!

所感

本当にさくっとファイルサーバーをセットアップできちゃいました!
外出先から利用するならOwnCloudとかになると思うんですが、
今の所そういった用途はDropboxやOneDriveで間に合っているのでいらないかなー。

以上です!