明けましておめでとうございます。年末年始は、スターデューバレーのパーフェクション達成がまだでしたので、達成しておきました。スターデューバレーは250時間以上遊べており、コストパフォーマンスが非常に高いと感じています。この投稿では、気になるAWSのアップデートや記事を厳選してお届けします。
AWS Compute OptimizerのAuto Scaling Groupに対する推奨事項の拡張や、Amazon EKSのKubernetesバージョンのメタデータ取得などをピックアップしています。
収集期間:2024/12/21 ~ 2025/1/13
AWS What's New
Amazon EKS introduces programmatic access to Kubernetes version availability
- Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) が、Kubernetesバージョンの可用性にプログラムでアクセスできる機能を導入しました。これにより、クラスターの作成やアップグレード前に利用可能なバージョンを簡単に確認・選択できるようになりました。
- Kubernetesは年3回のマイナーバージョンリリースを行い、EKSは各マイナーバージョンを14ヶ月間標準サポートし、その後12ヶ月間の延長サポートを提供します。リリースから26ヶ月後にサポートが終了します。
- この新機能により、Kubernetesバージョンのメタデータ(サポート状況や日付など)をプログラムで取得できます。また、EKSプラットフォームバージョンや新規クラスター作成時のデフォルトKubernetesバージョンも確認できます。
AWS Compute Optimizer now expands idle and rightsizing recommendations for Amazon EC2 Auto Scaling groups
- AWS Compute Optimizerが、スケーリングポリシーと複数のインスタンスタイプを持つAmazon EC2 Auto Scalingグループに対するアイドル状態と最適化の推奨機能を拡張しました。主な特徴:
- 専門知識やエンジニアリングリソースを必要とせずに、コストとパフォーマンスの最適化が可能。
- EC2 Auto Scalingグループのスケーリングポリシー、インスタンス設定、使用率メトリクスを分析し、最適化の機会を特定。
- 複数のインスタンスタイプを使用するグループに対して、最もコスト効率の高いインスタンスタイプを特定。
- CPU使用率に基づくスケーリングポリシーを使用するグループに対して、同一のvCPU数を持つインスタンスタイプのみを考慮し、CPU対メモリ比を最適化。
- 一貫して低いCPUとネットワーク使用率を示すグループをアイドル状態として識別し、コスト削減のためのスケールダウンを推奨。
AWS Blog
AWS Amplify Hosting Adds Web Application Firewall Protection – Public Preview
- AWS Amplify Hostingが新しいファイアウォール機能を導入し、開発者がウェブアプリケーションをより安全に保護できるようになりました。これはAWS WAFとの直接統合で、AmplifyホストアプリケーションにWeb ACLを直接接続できます。主な特徴:
- IPブロッキング/許可リスト
- 地理的制限
- 一般的なファイアウォール保護
- AmplifyのURLの無効化
- この機能は現在プレビュー段階で、オプトインリージョンを除くすべてのAWSリージョンで利用可能です。料金は主にWAFサービスの使用量に基づいており、最小で月額7ドルからです。
Announcing configurable point-in-time recovery periods for Amazon DynamoDB
- Amazon DynamoDBのポイントインタイムリカバリー(PITR)機能が強化され、バックアップ期間を1〜35日の間で設定できるようになりました。
- これまでPITRは35日間の連続バックアップを取得していましたが、コンプライアンスや規制要件により短い期間が必要な顧客もいました。
- 新機能により、各テーブルごとにPITR期間を柔軟に設定できます。例えば7日間に設定すると、最新の7日間の連続バックアップが利用可能になります。
- PITRの料金は、設定した期間に関わらず、有効化されたDynamoDBテーブルのサイズに基づいて計算されます。
変数と JSONata を使った AWS Step Functions での開発者エクスペリエンスの簡素化
- AWS Step Functionsに新しく導入された変数とJSONataデータ変換機能について説明しています。主なポイントは以下の通りです:
- 変数機能: 1つのステートでデータを割り当て、後続のステップで参照可能。ステート間のデータ共有が簡素化。変数のスコープ(内部/外部)がある。
- JSONata: JSONデータ用の軽量なクエリ・変換言語。JSONPathよりも多くの機能を提供。高度なデータ操作と変換が可能。
- 主な利点: Lambda関数の使用を減らし、シンプルなステートで処理可能。複雑なデータ変換や集計が容易に。組み込み関数と同等の機能を提供。
- 考慮事項: 変数のサイズ制限。変数の可視性とスコープの理解。JSONPathとJSONataの相互排他性。
- ベストプラクティス: 検証APIとバージョニング・エイリアスの使用。複数行のJSONata式の適切な記述方法。